2010/12/14

とうとう、アフガンにパイプライン建設?

 皆さま、いかが、お過ごしでしょうか?
さて、9.11前から画策されていた、
アフガンを通る、パイプラインの建設が
ここに来て、本格化された模様デス。
タリバンの治めるアフガンでは、
この計画をアメリカは実現できませんでした。
(実際、アメリカ政府が、建設を打診して
タリバンによって、断られてきた経緯は
さまざまな書物に、きちんと書かれています
前田のおススメは、パキスタンのジャーナリストの

はてさて、真の「テロ」は
一体、誰なのでしょう?
日本の私達の税金が、
一体何に使われてきたのか、
今こそ、検証されるべきでしょう・・。
どれだけの、罪のない、アフガン市民が
亡くなったことでしょう。
(アメリカ軍・多国籍軍の若い兵士たちも
多く、亡くなり続けています・・)

数年後、私の家のガスをひねれば、
以下の行程で、
アフガンを通過したガスが
出てくる可能性も、なきにしも、あらずだと
思います。
これが、日本政府の言う
「国際貢献」の慣れの果てでしょうか。

紛争にまみれたそんなガスは、
前田は、遠慮したいです。



トルクメ~インドパイプライン計画 
(2010.12.11 )

トルクメニスタン、アフガニスタン、パキスタン、インド
の4カ国首脳らは11日、
トルクメニスタン首都アシュガバードで
同国の天然ガスを各国に輸送する
「TAPIガスパイプライン」計画の枠組み
合意に調印する。
同計画は、パキスタンなどのエネルギー事情の改善や、
アフガン情勢の安定に貢献すること
が期待されている。
2014年の完成を目指す。

 TAPI計画の構想は1995年に浮上、
05年から実現可能性についての調査が開始された。
アフガンやパキスタンでは武装勢力の活動が
活発な地域を通過することから、
建設は難航する可能性があるが、
08年にインドが参加を表明。

最近ではロシアからガス取引量を削減され
ガス収入が激減したトルクメニスタン
が計画を強く推進していた。
 同計画の背景には、アフガンやパキスタン
の安定を望む米国の強い働きかけもある
また、イラン-パキスタン-インドを経由する
IPIパイプライン計画への対抗措置の意味合いを
持つとされる。
例えばインドは、IPI計画について
「あきらめていない」(石油省報道官)との立場だが、
インドは90年代に持ち上がったIPI計画より
後発のTAPI計画の推進を決定した。

あるインド上院議員は
インドが米国からの圧力を受けているのは明白」と指摘する。
 TAPI計画はトルクメニスタンの
ダウレタバード・ガス田を起点に、
アフガン西部ヘラートから南部カンダハルを抜け、
パキスタン西部クエッタと同東部ムルタン
を通過してインド西部ファジルカまで
総延長約1700キロ。
総工費76億米ドルで、3カ国に
年間330億立方メートルを輸送する計画だ。

大半は深刻なエネルギー不足に直面している
パキスタンと、経済成長による
エネルギー需要増が必至のインドに送られる。

(以上、転載おわり)