2012/03/02

9条、ぜんぶ変えるって!?

皆さま、ここにきて
「憲法改正をするべきだ!」と、
日本の政治家が、声を大にし始めました。
そんな今だから、
前田は、「護憲」を選びます。
少し長くなり、恐縮ですが(^^;)
理由は、以下です

『 オサマ・ビン・ラディンが
911に関与した、
明確な証拠が、
どうしても見つからない。\』

2001年の9月11日~以降の新聞
を読んでいたのですがやはり、
オサマが、911に関与した、
明確な証拠は示されていないまま
当時のブッシュ大統領は、
アフガニスタンへの空爆を
始めてしまっている。

日本の新聞を見ても、

「9月11日以前に、オサマ・ビン・ラディン氏の組織が
無差別テロの準備をしている。との極秘情報が
911前より流れていたらしい。(中東情報筋によると)」

等の、一体、どこの国の誰が、そのような発言を
したのか?が文面を見ただけでは、
全く分からないような内容ばかりだ。

(つまり、誰も責任を取らなくてもよい文面ばかり。
で、執拗にイスラム過激指導者オサマ~氏、という
名前ばかり並んでいる)

9月13日の朝日新聞では
「同盟日本 支援検討」との大きな見出し。

「政府や与党内からはさまざまな
声があがっている」として、
集団的自衛権の行使」ができるような
政府解釈の変更を求める声や、
有事法制」論議の加速、を
求める声、等さまざまが
あがっていると、書かれている。

また、「共通しているのは、同盟国として
日本は何をするべきか?という
焦りにも似た声だ。」とも書かれている。


証拠もないままに、上記の議論を
真剣に戦わせていたわけだ。

この間、オサマ氏が声明を発している映像
が、日本でも、ニュース等で
流れていたかと思いますが
私の記憶や、
今,調べる限りでも、

オサマ氏自身が、
「私がテロを行った」等の、
事件への言及は、ない。

そういった事は、やはり、
1度も言っていないはずだ。
「アメリカこそ、テロ国家である」みたいな論調の
アメリカを批判しているような
内容がほとんどだったと思う。

(もし、上記、オサマ氏が、自分がテロに関与した、と
言うような発言をした、または
証拠となる資料を
目にした事があったり、お持ちの方、
是非是非、ご一報お願いいたします。
本当にお願いします・・!
切実です shivukim@gmail.com )


あれから10年以上がたち、
オサマ・ビン・ラディン氏は、
謎の発見 →
アメリカによる、急激な殺害と水葬
が行われ、今に至る。
何の事情聴取も行わず、水葬にしても
詳しいことは濁したままだ。



にも関わらず、
昨年2011年のアフガン市民の
年間犠牲者は、
今までで最高の数に達したと
報道されている。
アメリカをはじめとする、多国籍軍53ケ国の
軍隊が、今も駐留しているという。
民間人死者は3021人 昨年のアフガン、過去最悪
(2012.2.4 産経)

それがなければ、上記の人々が
亡くなることは、なかった。

アメリカによる、「アフガンには、約92兆円の
埋蔵資源が眠っている」との公式発表も
きちんと新聞報道された。

アフガンは金属資源の宝庫 米調査、推定1兆ドルと報道
(2010/06/14 共同通信)

石油・天然ガス・レアアース・銅その他諸々と、
今、世界各国が欲しがる金のつるばかり。


以前から私はアフガニスタン人が
「アフガンには、さまざまな資源が眠ってるから
みんな欲しがるのさ」という言葉を
直接、耳にしていたが・・。


今、アフガニスタンの秩序は最高に破壊されている。

こんな可愛い子たちの上に、空爆が落とされ続けている。
皆さまは、ご存じでしたしょうか?
911以降、今も続いている事を。

アメリカは何て国なんだ!と思う方も多いかもしれない。

でも、ご存知でしょうか?

上記のアフガンや、
また近年記憶に新しいイラク戦争も
「日本の基地なくしては、戦争は成り立っていない」と
言われていることを。

武器の保管・兵士の補給・輸送等
戦争の勝敗には、
「基地の確保」が何より必要なのだ。
つまり、私たち日本人の市民の税金が、
戦争を遂行する
アメリカ軍の基地を維持し、応援してきたのだ。

罪のない、貧しいアフガニスタンという
私も大好きな国の、多くの市民が
巻き添えに、殺されてしまいました。

前田は、アフガンで今も継続中の
戦争は、「大義のない戦争」だと、認識しています。

今、日本では、平和憲法の9条を
変えようという動きが
活発に起こっています。
そして、そのための法手続きは、既に成立して
しまっています(国民投票法)

以下の産経新聞の記事には、
つい最近、自民党が発表した
「憲法改正の原案」の内容が書かれています。
↓  ↓  ↓

天皇は「元首」、国旗国歌は「表象」 緊急事態条項も 自民憲法改正原案
(2012.2.25 産経 )


前田は、「今の憲法は最高!
永久に変えないで!」等思っている訳では、実は
ありません。


ただ、上記のことを見ても、
現在の世界情勢を見ても
「今の日本の政治」という
枠の中で、
「9条を変える」ことは
大変、リスクにあふれており、
危険だと思っております。
だから、「護憲」を言い続けてます。

ちなみに自民党は最近
集団的自衛権を日本は持てるように、憲法を変える」
と決めたそうですが、
要は、今憲法を変える事は
「世界の警察」を標榜し続けるアメリカに
くっついて戦争する事態が
待ち受けることは、安易に想像できる気がします。

そこから得られる、石油資源(又は開発利権)
の分け前をいただいたり
武器製造して売る利権
とか、
戦争に必要な物資の販売
建設会社の派遣(雇用創出)
日本の景気アップ!
そこが、やはり必要だと
政治家の方々は考えていらっしゃる、
という事なのではないのでしょうか?
でも、戦争に行く多くは、貧困世帯の
若い方です。決して政治家は行かないでしょう。

私の意見としては
中世の時代背景の中だというなら、ともかく
(もちろん、いつの時代も、戦争をしかける事は
いけない事ではあるが、
戦乱しかない世もあった、という
象徴としての、例え^^;です)

21世紀の現代でもう、
罪のない方々の命や生活を
壊滅させる戦争によって、
自国の経済を上げる選択 は、
選んではいけません。


近年、日本の国会でよく使われるフレーズは「国益のため」です。

また、311以降の混乱も、上手に利用しての
憲法改正を促している事も
否めない気がします。

更に日本を、強く元気な国に!的に
威勢のよい言葉でイメージアップして、
改革を進めようとされているのでしょう。



さて、
アフガン・イラクに続き
次は、どこの国でしょうか?


イランや中国?
北朝鮮?
それとも、それとも?

現在、弱い立場に置かれている国
(でも、資源や、地理的要素等、
財産的価値が見込まれる国)ということは
間違いないでしょう。

今日も、アフガニスタンでは家のない方々が
凍死・餓死されている事でしょう。

前田は、明確に今、「護憲」を言います。