2012/03/01

今、911を改めて 検証する

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
前田は今日も、作業にうちこんでおります。

アフガンで私が体験したことを
どれくらい映画に挿入するか、
に、心を砕いております

911当時の新聞資料を拡げ、
読み返しているのですが
なんとも、今見てはじめて得られる洞察も、多数あります。

911後、世界各国は、
アメリカに対して
アフガンに対して
どのように接してきたのか?
各国の思惑が、入り組みまくっております
(もちろん、日本政府の決定自体も、検証の余地おおいにありです)

あれから10年以上がたち
「悪いテロリストからの自衛」を根拠として
アメリカが始めた戦争は、
いまだ終わっていないどころか、アフガン市民の
罪のない命と、当たり前にあったはずの生活を
どうしようもないくらい、破壊し続けています。

アメリカは、近年になって
「アフガンの埋蔵資源は、約92兆円(!)に匹敵するものが
眠っている」と、世界に公式発表しましたが
今、こういった事を見ても判断できるように
結局は
アフガンで戦争を続けてきた根本は
「侵略戦争」だったのだ、と
露呈しているわけであります。

前田はお話会で、上記を
現地で見たことや聞いたことと
絡めて、皆さんと共有して考える会を
行ってまいりました
(本当に微力ながら、でしたが・・)

今、さらに映画にこのエッセンスを
入れる必要を感じております。

最近の、東京都知事や、自民党、橋本徹氏。

「平和憲法の9条を変えて」
日本をもう1度、戦争参加できる国に
変えようと努力されているご様子ですが
過去も現在も、
こういった、机上で「国家」や「防衛」「国益」
を議論して、高給をいただいて良い環境で
生活している方々に、
「戦争の最も犠牲になるのは、
社会的立場の弱い子ども・女性・貧困世帯」
だという実態。
そして、その死が、第三者が
言葉では語りつくす事ができないほどの
残忍で、人としての尊厳も何もない
非道で不条理な死」である事を
どれだけ、我が身のこととして、考えた事が
あるのでしょうか?

ご自身の身内が1度そういう立場に陥ったら
お気づきになるのでしょうか?

前田は、今の時代をとても危険だと思っていますが、
1番こわいことは
市民が、今、どれだけ、日本が危うい地点に
もちこまれているのか?に気づかれていない事。
もしくは、何となく何かおかしい、と感じていても
そのままにしてしまっている事
だと思います。

ともに知って、つながっていきましょう
前田、今日も自身のぜんぶをかけて
仕事して参ります

アフガンの子どもたちと約束したのだ。
必ず再訪するのだ・・!
彼らに会って、恥ずかしくない大人でありたいので
いのちの大切さを、
これからも伝えて参ります。

そして、皆さまと
「弱い立場におかれた人々の命を
守っていけるしくみ」について
徹底的に考えて参りたいと思います

(これは、311を考えるうえでも
全く同じ。被ってまいります。
被災された方々
原発事故の放射能被害にあっている方々と
つながり、守るしくみが、必要です・・><)

精進あるのみ、だ~~・・!!