2011/08/14

雷雨

岐阜にさしかかったところです。


電車の車窓ごしに、大粒の雨に濡れゆく景色を
見ています。
今、急に雷の音がしたと思ったら、
激しい雨が降り出したのであります。

車内は、お盆前にふさわしく、家族連れや、バックパッカーで、まずまずの
賑わい。


さて、私は朝からずっと、
電車に揺られながら、
以前から読みたかった、
アフガニスタン女性で、
政治家の、
フォージア・クーフィさんの著書を読んでいます。

タイトルは、「わたしが明日殺されたら」。

この本には、
私が、アフガンの友人たち、子供たちから聞いた、
過去のアフガンでの内戦の話と
全く同じ光景が、
より、細部にわたって、
著者の人生の軌跡と重ねて、書かれており、
私にとっては
「やっぱり、そうだったんだ・・!」
「前に聞いた、あの話は、こんなに大がかりに、行われていた事なのね!」などなど、
思わず声をあげたくなるほど、驚かされ、
感銘を受け、
考えさせられ・・。

そして、その思考の終着点は、
「日本で。かつてあった戦争
と、その結果としての、
今。」

結局は、いつも、ここに収束されてゆく。


明日は、靖国神社に参拝に来られる方々に
お話を聞けたら、と願っております。

明日8月15日。
66年前。
長かった戦争が終わった日です。