2010/11/18

西山正啓フィルモグラフィー上映!

私の尊敬している、西山正啓監督のフィルモグラフィー上映が、
大阪のシネ・ヌーヴォであります・・!
近隣の皆さま、ぜひ、お出かけくださいませ♪
記録映像の持つ力・「命とは?」
そして「この国で生きる、という事」。
さまざまな事を、改めて、考えさせてくれる、
西山監督の作品群は、必見です(^^)!

☆ 西山正啓フィルモグラフィー ☆

期間: 11月27日~12月10日(詳細、下記にあります)
場所: 大阪シネヌーヴォ
『ゆんたんざ沖縄』『しがらきから吹いてくる風』・・・・・
80年代から90年代にかけて、ドキュメンタリー映画
としては異例の大ヒットを記録した西山正啓監督作品。

その30年にわたるフィルモグラフィー展を開催します。
水俣で土本典昭監督の助監督としてスタートした
西山監督は、1982年『みちことオーサ』を初監督。
以来、様々な出会いと持ち前の旺盛な行動力で、
教育、福祉、環境、米軍基地と日本、沖縄、韓国など、
幅広いテーマのドキュメンタリー作品を手がけています。

シネ・ヌーヴォで上映した『梅香里』『朋の時間』の後、
2006年からは山口県岩国市の米軍基地をめぐる
住民投票など市民を二分した3年間の記録である
シリーズ「米軍再編・岩国の選択」三部作、
そして最新作は『ゆんたんざ沖縄』の続編の
『ゆんたんざ未来世』シリーズなどを連作。
沖縄の反米軍基地運動に正面から迫り、
現在の日本の危うさを様々な角度から言及。

今、最もアクチュアルなドキュメンタリー作家・
西山正啓監督。その全貌に迫ります!!

☆ 西山正啓監督 挨拶文 ☆
水俣、沖縄は、私がこだわり続けるドキュメンタリー
の現場である。今回、シネ・ヌーヴォで
フィルモグラフィー展を開催することになり、
冠タイトルを「水俣から沖縄へ」とさせていただいた
のは、この理由からだ。
水俣は今は亡き土本典昭監督と協働して
記録作業をする予定だった。師の意思は継がねばならない。
沖縄は『ゆんたんざ沖縄』以来、多くの宿題を抱かえたまま
今日に至った。水俣も沖縄も、この国の政治権力に
大きく翻弄され続けてきた。逆境をはねかえす人々の意思
と行動を記録し、後世に伝えなければならない。

●上映スケジュール●
●上映作品解説●