2010/11/24

被爆者

昨日は1日、韓国の被爆者の方の映像を
見返しておりました。

戦時、韓国では、
日本の植民地支配下にあり、
作った作物のほとんどを、日本が安いお金で
持って行ってしまうので、農家は
ろくに食べ物がなく、
食べていけなかった、と言います。

今回来日された方々は、
親御さんが、「日本では食べられる」
という話を聞き、来日して、
広島で仕事をされていた。
そこに、ご家族もろとも、
被爆されたという事。

現在でも、
日本の被爆者の方に比べて、
彼らのような、
外国で暮らす被爆者には、
充分な医療保障がなされていないのが、
現状です。

今回、甲状腺ガンの疑いを持って、来日された
成(ソン)さんは、インタビューの後
発熱で、午後の予定を急きょキャンセルして
病院で休んでおられた。
高齢の彼が、点滴をしていた様子に、
私の心も痛みました。

今まで、韓国や朝鮮・中国人の方々が
そのような事情で、戦時の日本に暮らし、
被爆された事。
その後、援護もなく苦しんできた事実を、
真剣に受止めていきたいと思います。
更にしっかりと、現実を知って
いく必要を、痛感いたしました。

また、改めて、ご報告させていただきます・・!
今回、撮影に快諾いただいた成さん、許さん
ありがとうございました・・!