2010/11/02

中村哲さん講演「水不足、やがて日本でも起きる」

みなさま、いかがお過ごしですか?
最近、雨女度が、さらにヒートアップしてる前田です(^^;)


昨日も、前田が家を出た時間帯だけ、
周囲は晴れて、陽射しが降り注いでいるのに、
大粒の雨が降り始めました
そして、15分ほどで、何事もなかったように
やんだ・・再び晴天。
機材濡れないか、ひやひや。><

さて、ペシャワール会の中村哲さんが
今、帰国して講演活動をされておられます
以下、毎日新聞の記事より、転載させていただきます。
地球温暖化の脅威を、肌で(体験で)感じてこられた
中村さんの言葉に、背筋が伸びる思いです


中村医師 干ばつ被害報告や支援訴え
(2010.11.02毎日新聞)

 アフガニスタンとパキスタンの国境地帯で
医療や農業を支援する福岡市のNGO
「ペシャワール会」の現地代表、中村哲医師(64)
が一時帰国し、31日に熊本市黒髪の
九州ルーテル学院大で現地報告会を開いた。

干ばつ被害の実情や、7年がかりで完成させた
マルワリード用水路(全長25・5キロ)がもたらす
恵みについて語った。
 1984年から現地で医療活動を続けてきた
中村医師は、一帯の干ばつ被害を目の当たりにして
「皆、病気よりも干ばつで餓死してしまう。
医療以前に、まずは食べさせることだ」と決意。

飲み水と農業用水を確保するため、
井戸の掘削にも取り組み始めた。
 8月に完成した同用水路は
約140平方キロの砂漠を潤し、農家60万人の
生計を立てる見込み。
棄農して難民になるしかなかった人々も帰って来られるという。

中村医師は「アフガニスタンで起きていることは
やがて日本でも起きる。人ごとではないのです」と述べ、
理解と支援を呼びかけた。【取違剛】
(以上、転載おわり)