2010/10/01

取り合う。

みなさま、ここにきて、世界では
資源(や領土)に関しての争いが、
ハイスピードで頭角を示してきているように
思えます。
そこで、最近のニュース報道について、少し。
 
 
☆連日、尖閣諸島問題が、ニュースで
 加熱報道されていますが
 この日本と中国の間の争いの兆しは、
 実は、以前から、見えていたものです。
 
 
 例えば、先月8月の毎日新聞の記事上では、
 すでに、日中間の
 「空・海の領空権の争い」という形で、
 記事になっていた。
 記事内には、尖閣諸島についても、言及されている。
 以下、ご参照くださいませ
 
 
●転換期の安保2010 空の摩擦、加速
(毎日新聞 2010年8月16日)
 
上記から、少し抜粋・概略させていただくと・・
 
「日本の防衛省が、
(尖閣諸島の近隣にある)与那国島に、
部隊配備をするための予算案を、
来年2011年の予算案に計上する作業に入った。
 
それを知った中国は、
「日本が島に陸自を配備させ、
<島を守る>印象を周囲に与え、
海自、空自と一緒に日本の軍事力発展を
目指す」ものと見なし、
警戒している、と。
 
 
 
ついでに言うと、
この日本が部隊(つまり・・自衛隊の事ですよね?)配備を
島に新たに行うことを、
台湾の、中国系香港紙・「大公報」は、
日本の動きを、
「深刻な挑発行為」
と警告した、とある。

 
「日本はやがて釣魚島と
(尖閣諸島の事。あちらでは、こう呼んでいる。)
と、その海域を、
監視しようとしている」と予測してる、とも言及。
 
 
・・そして、
この後9月に入ってから、
日本が、尖閣諸島近辺で、
中国人の船長を拘束する事件が起こり、
今に至るわけですが・・
こうなると、
双方の疑心暗鬼も
もう、終わりがない気すら、する・・
にわとりが先か、ひよこが先か・・。
 
普通にシンプルに考えたら、
やはり、
「話しあいに、うまく持っていく事」に
最大限の努力をしていただきたい、と思います
話し合いが行われなければ、
いずれ、紛争に発展してしまう。
 
 
ここで、日本が「日米同盟」をちらつかせ、
(暗に)、牽制するような事は
前田個人としては
「得策」とは思えないのですが、
日本の政治家の多くは
「日米同盟」を軸とした立場を、
強調するべきだ、と考えているようです。
 
 
 
さて、中国以外にも、何やら
きな臭い、と表現するしかないような
以下のニュースも、出てきちゃいました(><)
 
 
日本は、今まで、
「イランの油田開発」を、力を入れて行ってきた。
 
それが、今回、なんと全面撤退を決めた、という。
アメリカの「イラン経済制裁」に準じる形で・・
 
 
●イラン油田:アザデガン開発から撤退:
経産省など米に配慮
 
(毎日新聞 2010年9月30日 )
 
これは日本にとっては、大変な損失だったと思う。
もう、オーマイゴッド、としか言いようのない
事態だと、思う。
 
 
そして、とどめは、このニュース。
なんと、ロシアまで、動いた。
 
ロシア・メドベージェフ大統領、
 近く北方領土を訪問する意向 
 日本の返還要求をけん制か
 
(10/09/30 FNN)
 
国際情勢から、目が放せませんネ・・!
皆さま、注視してまいりましょう
 
前田も、油断なく、精進して参ります(^^)/