2010/09/29

眠れた。

めずらしく、6時間、眠れました。
先週末、岩国基地の、
「岩国航空基地祭」に行ってから
考え事にふけりがちで、
眠れない日々が続いていたのでした。

自衛隊員の 演奏が響く
上に大きく「日米安保改訂50周年 祝!」とある

上の写真は、イベントが始まって
すぐに始まった、オープニングの式典の写真。

う~ん・・一般参加のお祭りで、
日米安保改定 50年を祝う・・
日本の立ち位置を、改めて考えさせられた、というか
今まで、あまりにも、「基地」に関して
無関心だった自分を、
思い知らされた、というか。

岩国基地は、米海兵隊が管理する日米共同の基地。
アメリカの管理下にあるのだから、
まあ、こうなるのも、納得なのか・・
しかし、一般参加のお祭りで、
「祝・安保改定50年」かぁ・・

多くの市民たちの生活を破壊し、
死者を出している
「イラク戦争」・「アフガン戦争」を
やめるべきだ、と言ってきた
前田個人としては、素直に
「祝う」立ち場ではないのですが・・

(岩国航空基地の詳細は・・HPに、「基地の概要」 あり。)

炎天下のなか、ご苦労様・・としか言いようがない。
長時間の式典で、身じろぎもしない隊員の皆さまでした

日本は今年、とうとう、中国に、経済面で追い抜かれました。
そんな今、アメリカとの
さらなる強固な関係を主張している
日本の政治家は、多い。

はて、このまま日本は
「51州目の、アメリカ合衆国。」の道へと
突き進んでよいものでしょうか?


ちなみに、ここまでお読みになって
「ん~。自衛隊・・自分とはあまり
カンケイないかもぉ・・」と感じられる方も
多いかと思いますが、以下のような動きも
現実にあることを、
一応、書かせていただきます(^^;)

少し古いですが、
今年3月に出た、共同通信の記事です。
自民党が、日本に徴兵制を検討・・!?と
いった内容です。

自民、徴兵制検討を示唆 5月めど、改憲案修正へ

(2010/03/04 共同通信) 

(※以下、一部抜粋です)

自民党憲法改正推進本部
(本部長・保利耕輔前政調会長)は
4日の会合で、徴兵制導入の検討を示唆するなど
保守色を強く打ち出した論点を公表した

(略)

 論点では「国民の義務」の項目で、
ドイツなどで憲法に国民の兵役義務が定められている
と指摘した上で
民主主義国家における
兵役義務の意味や軍隊と
国民との関係について、
さらに詰めた検討を行う必要がある」と記述。

(以上、抜粋おわり)


この式典を見て、じりじりと、日本の行く末を
考えさせられたのでした。

この日のイベントは、家族連れで賑わった。小さい子どもばかりか、
大人たちも、レジャー感覚で、記念撮影等に熱中していた。

子ども達の憧れ・航空機。この日は大サービスで
1日中、上空を飛び続けていた。