2010/05/24

鳩山発言は、予想通り。

鳩山さんの今回の決断について
私は、全然、驚きません。

沖縄の皆さんが、長年にわたり
「基地はいらない」と表明され続け、
運動され続けて来られたことは、
周知の事実です。
本当に、沖縄からアメリカ軍を
撤退させようと思うなら
日米安保条約を、まず、先に改訂なり
破棄なり、しなければなりません。

「基地はいらない」というプラカードを
掲げた沖縄の皆さんの民意を
実現させることは
(今回は、「普天間移設問題」にクローズアップ
されているけど、更なる軍縮や基地撤退は
住民の悲願でしょう)

アメリカにとっては
「じゃあ、日本は、アンポ(日米安全保障条約)を
今後、どうするつもりなんだ!」と
今までの歴史を盾に、
大きな意思表明を、迫ってくるでしょう。

国民の世論から、
「アンポ改定(または、破棄)」
の盛り上がりがないままに、
(テレビのコメンテーターも、誰も、ここに触れない。)
そんな状態で
「沖縄の皆さんのためだから」と、
わざわざ、首相自らが、
「言い出しっぺ」的に
「安保(アンポ)改定」の提案をする事は、
今の日本とアメリカの関係を考慮してみて、
まず、状況的に、有り得ないと思う。



今の政治化の中で
誰が、そんなことをできるだろう。
国民世論がないなら、まず、無理だ。

つまり、今回、問題なのは
「鳩山・・・つまり、首相。」
ではなく
「市民の私たち」だ。
大きな反省をこめて、
私は、そう思う。
沖縄の皆さん、本当に今まで
ごめんなさい(T T);



テレビでは、鳩山バッシングに躍起になっているけれど
これは、首相たった1人だけの判断に委ねられる
やわな問題ではない。
戦後ずっと日本に渦巻く、大きな大きな、問題であり
宿題であるからです。
(やたら、何でもバッシングする今の世相は、間違っています。^^
毎度同じ「話のオチ」では、
それこそ、テレビ局のクリエイターとしての
信頼を損なっていく一方ですよ~~。
政治は、本来、政治家に任せるのではなく、
市民が考え、決め、行動して
変化を、選び取っていくものです。
沖縄の皆さん、今まで本当にごめんなさい。
私も、これから、真剣に行動に移していきたいと思います。
今回、皆さんに教わることが本当に多くありましたT T)

日本の歴史と命運をかけて、国民が
真剣に、答えを出す事。
それが、今まで、沖縄だけに
軍事的負担を、すべて押し付けてきた私たちに
できる事なのだと思います 。
ちなみに私は
「日米安保条約を改定して(それが無理なら一旦破棄して、)
新たな平和的な条約を結び直し
「基地は、日本から少しづつ移動して行ってほしい」と
思っています。
(・・と、これを話し始めると長くなるので、又の機会に・・^^;)


以下の、辺野古浜通信に、気になる記述がありました
辺野古浜通信(ぜひ、ご覧下さいませ)
(以下、一部、抜粋)

沖縄では、まだ誰からも「鳩山辞めろ!」という声を
聴いたことがありません
(もちろん、民主党いいよねという人も
いなくなりましたが・・)。
なぜなら、自民党こそが、返還前、返還後を通じ、
自分たちの利権のために沖縄を蝕んできた張本人だからです。

(以上、一部抜粋おわり)

今朝のテレビでは
「鳩山やめるべき」発言に埋め尽くされてましたが。。
(その後に、小沢バッシング)
私は、民主党支持者ではないですが、明らかに
政治的な意図を感じる編集の仕方に
大きく、首を傾げざるを得ませんでした。


今後も砂一粒、できることをやって参ります
お読みいただき、ありがとうございました