2010/02/17

アフガンの民間人、新たに3人死亡

アフガンでは民間人の犠牲が、
増え続けています
もはや、これは「戦争」ですら、ありません
「組織的殺人」と言った方が、正確かもしれません。

なぜなら、あまりにも圧倒的格差のありすぎる
戦いです。
世界最新兵器を持ち、世界一裕福とされる国と
水や食物に困り、飢えている国の
「戦争」
なんて、茶番としか思えません。

これはあらゆる武器で武装した
その筋の方々と、手立てをもたない
赤子が対峙しているのを
国際社会がこぞって
「戦争だから仕方がない」と
傍観(もしくは加担)
している姿に似ていると思います

(誤解のないように書き添えますが
タリバンの武力を
侮りたい訳でも、
正当化したい訳でも、
決してないです。

アメリカが
「戦争」と言い張り続けてきた
その根拠からして、
オカシイのではないか?と
いう、問題提起です。

「戦争」と言い張るのなら
国と国の関係でモノを見なくてはなりません。

この戦争が始まったきっかけは
「アルカイダがアフガンに
潜伏している」という理由でしたが、
いつの間に敵が
「タリバン」にすり替わったのでしょうか??
(もちろんタリバンは、
現在、アフガンの政権でも、何でもない。
なぜ、「戦争」となるのでしょう??)


攻撃されるその地に住む
大多数は
争いとは無関係の
市民です。
私たちと何ら変わらない人々です。。


アフガンは石油や天然ガス・銅・金等が
採れますので、
この戦争の行方を見ていれば
上記の私の指摘・この戦争の不当性は、
証明されるかと思われます。
(「正当な」戦争がそもそもあるのか?
という議論は、さておき。。
とにかく理不尽すぎます)


アメリカやNATO軍が勝った
あかつきには、アフガンの資源開発は
更に進むことでしょう。
(現在もう既に、開発は始まっていますので。。)

アフガンの子ども達の顔が浮かびます
会いたいです。。


アフガン:軍事作戦に反感高まる 新たに市民3人死亡
 (毎日新聞 2010年2月16日)
アフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)は16日、
南部ヘルマンド州マルジャで続く大規模軍事作戦で、
新たに市民3人が米軍主導の攻撃で死亡したと明らかにした。
作戦開始からこれで市民20人が犠牲になったとみられ、
アフガン国内では、市民の命が軽視されている現状に
改めて反感が高まっている。

 発表によると、3人はいずれも男性で、
うち2人は武装勢力と誤認して射殺。
もう1人も別の場所で部隊に近づいてきた男性に発砲し、
殺したという。

 アフガンでは米軍のアフガン侵攻以降、
軍部隊や車列に近づいてきた男性や
少年を「自爆犯」とみなし、射殺する事件が多発している。



戦争憎んで、人を憎まず。

更に精進して参ります