2010/02/14

想像してみよう。

アフガンでは
最大規模の
アメリカとNATO軍による
掃討作戦が行われている模様です。

これは、アフガン市民の犠牲が
最大規模になる可能性を示唆していると思います。
確かなことは
避難できる市民は、
まだお金のある人たちだということ。
ほとんどの市民は、避難する資金すら
用意できない状況かと思われます。




今回、ニューギニアで見たもの。
それは
65年前の戦争で、銃弾をうちこまれ、
息絶えた旧・日本兵のご遺体でした。(ご遺骨)
熱帯の植物に覆われ、65年間、誰からも
見つけられないまま、野ざらしで朽ち果てておられました。
(人が往来する、道路のすぐ脇だったにも関わらず
植物に覆われて、見えなくなっていた・・!!)


今回発見し収容させていただいた骨の横には
大きな銃弾が落ちていた。
これは、紛れもなく、ひとつの命を奪った殺人現場だった。
ご遺体の横には、それまで使用されていたであろう
食物を入れる陶器の欠片も落ちていた。


今、何度でも言いたい。


「戦争」という
この2文字が、私たちの頭を麻痺させる。
「戦争」は「殺人」なのだと
改めて理解させていただきました。
「殺人」を見過ごしていいわけはない。


アフガンで私は、思い知った。
あまりにも悲しい戦争の鉄則を。
それは
弱い立場の者たちを、徹底的に
巻き込み、追い込む。それが、
戦争なのだという、むごたらしい現実。

私が実際には知らない「戦争」。
より近く戦争に合われた方々の
思いに、寄り添えますように。。
祈る思いで、更に進みます