2010/01/05

9条ができた時、すごく嬉しかった。

昨日、お話を伺った吉田孝子さんは、こう言われていた。
「9条ができた時 すごく 嬉しかった。。。」
「ああ、これで、もう戦争をしない国になる。そう思って本当に嬉しかった。。」
戦争で生き別れたお父様の痕跡を、吉田さんは、戦後65年たった今も、追い続けている。


鳩山さんは、著書「新憲法試案」に、『自衛軍』の条項を入れている。
日本国は、自らの独立と安全を確保するため、自衛軍を保持する。」と書ききっている。
最近、「9条は変えない憲法改正を。。」等の発言をされている鳩山さんだが、
上記の「自衛軍保持~」は、明らかに9条に抵触するかと・・
更に、こんな記述も。(以下、著書より引用)
「この憲法試案は、このような観点から、集団的自衛権
制限的な行使を容認するという立場に立つ。」
今、主戦場のアフガンに派兵されている
イギリスを始めとする多国籍軍こそ、
「集団的自衛権」のもとに、血を流していることを
私達は、しっかり考えなくてはならない。
私は、吉田さんの、戦争とは切っても切れない半生を聞いて、胸が痛かった。
長年平和活動を続けてこられた、76歳の吉田さんは、活動を、今は休止されている。
「私は、もう次の世代にバトンタッチを考えてるの。
身体のこともあるから。。」

今、戦争体験を、聞こう。
永遠にその声が、風化してしまう前に。
そして、ひとりひとりが、考えよう。
次の世代に、これ以上、負の遺産を残さないために。
今なら、間に合う。


※上記、鳩山さんの憲法改正案、以下から、読めます
鳩山由紀夫ホームページ
国際協調及び平和主義、安全保障