2010/01/05

胸をうたれる

昨日、取材をさせていただいた吉田孝子さんのお話に、胸を打たれました。
小学校3年生のとき、最後に会ったお父さんは、
優しい笑顔とともに、彼女の元には、2度と戻らなかった。
シベリアに抑留され、亡くなったといわれる
お父さんの軌跡を探して、その後、成人した吉田さんは
3度にわたりシベリアを訪問している。
吉田さんのお母様は、満州から引き上げて、無事、
高松に疎開していた吉田さんの元に帰ってこられた。
食べるものもろくにない、生活の品にも事欠く、
厳しい生活をへて、その後、お母さんは反戦活動を始める。
お母様の講演されているビデオを拝見した。
満州での生活を語りながら、何度も涙を拭う。
「聖戦だと信じ、日本政府に協力してきた私の戦争責任は・・!」
と自らを問い続ける姿は、私の心を黒く抉った。
続きは、また書かせていただきます・・!
9条の大切さに、改めて想いを刻ませていただきました
吉田さん、本当にありがとうございました