寒波

昨日、仕事で高松市より奥の方に
電車で行ったのですが、
家がないのであろう、おじ様と出会いました。
スーパーの横の自動販売機の、空き缶入れを開けて
空になったコーヒー缶を逆さにして、
口をつけて、飲んでらっしゃるのが、見えました。
寒いのだ。
私は自宅は極力暖房使わないようにしてるマゾなのですが
やっぱり、寒い日は、極度に甘いもの（糖分）を探し求める
自分がいるんですよね
・・という訳で、命の保存行動を、おじ様はされている訳で。。
それにしても最近は寒い・・。
この寒波で、夜、どこで寝ておられるのか？
余談ですが、私はネットカフェ難民をしていた事がある。
この話をすると、自分の家族との関係や、それこそ
前田の長い、生い立ちの話にまで成りかねないので
省かせていただくけど、
とにかく、生物は、まずは、日々、最低限の食物を
食すことが第一条件。。！と身をもって実感。
（余談ですが、私は、超親切なジャーナリストの方に
助けられ、今があります。頭があがりません）
おじさんに挨拶したら、じっと私を見て挨拶を返して下さった。
昼食に持って行ってたものを、少し分けさせていただいた。
「ありがとうございます」
礼儀正しい方でした。
応急処置にしか過ぎないにしても
今日も、同じ現場で仕事なので、これから
おにぎりを、握ってみる。
今なお、瓦礫の野外でうずくまり眠る、ハイチ地震の
被災者や、世界中の家のない人々に
どうか、暖かな食物と希望が与えられる
世の中になってほしい。
自分にできることは、砂一粒にしか、過ぎないけど。。
行ってきます