2009/07/11

空襲体験者、「今の世界の動き、戦争当時に似てきた」。

今日も、暑い1日でしたね(^^;)
以下の和歌山空襲の法要の記事。
昨日、私が書いた日記の内容と、少し、似ています
戦争を体験した世代は、今、日本で見える、戦争への兆しを、敏感に感じ取っておられるようです

和歌山大空襲:戦災死者追悼法要 210人、平和への誓い新た /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090710ddlk30040369000c.html 
(毎日新聞 2009年7月10日)

1100人を超える死者を出した和歌山大空襲から64年の9日、
和歌山市西汀丁の汀公園で戦災死者追悼法要(市戦災遺族会主催)が開かれた。
遺族、参列者ら約210人が焼香し、平和への誓いを新たにした。

 市史によると、1945年7月9日午後11時半ごろ、
B29の焼夷(しょうい)弾が市街を襲った。
約2万7400戸が全焼し、負傷者は約4400人。
法要で、遺族会の八木良三理事長は
「目を閉じれば戦火を逃れるため,和歌山城の堀に飛び込む壮絶な光景が浮かびます。尊い犠牲に報いるためにも、惨劇を繰り返さぬよう一層の努力を重ねていかねばなりません」と追悼の言葉を語った。

続いて、市立伏虎中学校、市立八幡台小学校、和歌山大付属中学校の子どもたちが
「二度と戦争がおこりませんように」とメッセージを添えた千羽鶴を供養塔にささげた。

 法要に参列した同市葵町の榊倶生(ともお)さん(76)は当時中学1年で、小学生当時の同級生7人を亡くしたという。
「戦争当時の世界の動きに最近は似てきた気がする。余計に平和が大事という思いが募ります」と話した。