2009/06/20

京都出張

早朝出発して、京都の妙蓮寺さまを訪ねました。
インフルエンザが発祥して以来、初めて関西に入りましたが
もう、マスクをしている方は、いないんですね
(一人だけ、京都で見ましたが)

久々の京都は・・・
やっぱり、目に美しい・・・!
町並みの整理のされ方・古い寺・看板等のデザインも素晴らしく粋で、すべてに調和を感じます
(途中休憩した公園。住宅街の中にも、しっかりと憩いの場が・・)

>(和菓子屋さんの粋なこと。お洒落なカフェも併設)

妙蓮寺さまに早く着き、映像チェック等別室でさせていただいたのですが、
通していただいたお部屋の襖には、美しい日本画・・
庭の美しさといい、日本人として知らない宝が
いくつもあることを、実感させられました。
日本には、こんな美の文化があったんですよね。

ここで、アフガンの地雷で手足を失くした子どもの写真を見ていると
涙が出そうになりました。
いつも、見ている写真なのに、自然の恩恵の中で見てなお、
命の大切さ・無意味な戦争の惨禍を、胸に突きつけられる思い・・・

いただいた持ち時間を、気づけば2時間たっぷりと、使い切ってしましました・・
会に参加された皆様は、私の話の前にも、
今日は一日講義を受けてこられた方々なのに・・

お尻、きっと痛かったことだと思います
申し訳ありません(^^;)

僧侶の方・これから僧侶を目指される方々の前で、アフガンの話を
させていただいたのは、初めてで、最初、とても緊張してしまいました

皆様の深い集中力と、洞察に、感動しました
70代の方もいらっしゃり、私のような、
戦争を知らない世代のひよっこが、戦争の話をするなんて
十年早いような、恐れ多い気すらありました・・

今回をバネに、また精進させていただきます
本当に、素晴らしい機会をいただきました
僧侶という職業に、一種あこがれのような眩しさを感じました。
「いのち」とは・・?
いつか、答えが出るのでしょうか?私なりの答えを、探していきたいと思います
(京都は、歩道の緑も、見事・・・!)