2013/03/09

東京大空襲から、68年

体調がおかげさまで、大分良くなってきました。
(最近、睡眠あまりとれてなかったので少し仮眠しました)

さて、開催が3月10日まで、と急な告知になりますが、
以下の資料展をご紹介します。
関東近隣の方、よろしければ是非、足をお運び下さいませ。
(前田は、一昨年足を運ばせていただいたのですが、
今年は残念ながら、編集作業に専念しなくては
なりません--m;)

体験者の方がご生存されている今、貴重なお話が
聞けるかと思います。

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戦争、繰り返さない 浅草公会堂で「東京大空襲資料展」


 十万人以上が犠牲となった一九四五年三月十日
の東京大空襲から六十八年。台東区の浅草公会堂で
「東京大空襲資料展」が開かれている。
訪れた人たちは戦争を二度と起こさないよう誓いを新たにしていた。
十日まで。 (村松権主麿)
 区内の有志でつくる「東京大空襲犠牲者追悼・記念資料展実行委員会」が主催し、今年で二十六回目。
空襲被害などを伝える写真やパネルのほか、
粗末な布で作った国民服など当時の生活を伝える
資料も展示する。
 今年は、福島県に集団疎開した児童や先生が、
東京の父母や友達に宛てた手紙とはがきのコーナーを設けた。
同区谷中の片山服恵さん(80)が寄贈した。
 東京に残った片山さんに、空襲に気を付け
勉強を頑張るよう疎開先から先生が励ました手紙や、
疎開した弟が東京の父母に「まめをおくってください。東京へかえりたい」とつづったはがきがある。
片山さんは「父が保管し、私が結婚するとき渡された。
私には子どもがいない。死ぬと消えてしまうので、
保存し役立ててほしくて」と話す。
 このほか、焼け野原になった浅草の吾妻橋から
仲見世までの風景を、松屋百貨店屋上から撮影した
パノラマ写真も初展示した。元警視庁記録係の石川光陽さん
が撮影した、川岸に並ぶ遺体や、赤ちゃんを背負ったまま
力尽きた母親などが戦争の悲惨さを伝える。
 葛飾区の主婦(68)は「話には聞いていたが、
実際にこういう写真を見ると、あまりにもむごすぎる」
とショックを受けた様子。
実行委の川杉元延委員長(71)は
「戦争の惨劇を多くの人に知ってもらい、平和な世の中が続くよう、
戦争被害を風化させず語り継ぎたい」と話した。
 ~(中略)~
会場は公会堂五階の第三集会室で、
定員五十人。資料展を含めすべて無料。
 十日午後一時からは、隅田公園の東京大空襲犠牲者追悼碑前
で追悼集会を開く。

(以上、転載おわり)
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