2012/10/18

若松孝二さんのご冥福を祈ります

今朝、パソコンを開き、1番最初に目に飛び込んできた、
映画監督の若松孝二さんの訃報。

氏の映画は、実は3本しか拝見していない私が
氏の映画評などでき得る立場にはないのですが
近年の若松氏の映画には
おおいに衝撃を受け、氏の
一貫した姿勢と仕事には大きく励まされました。
過去の日本の史実から、闇を抉り出し、
それに連なる「現在(いま)」を問い続ける、その姿勢に。

海外でも大きく評価されたのはもちろん
次世代に、史実を見つめる、ある一視点を
刻み、継承された功績は、大きいと思います。

先月、ベネチア国際映画祭に招待され
世界三大映画祭を制覇した矢先の今回の訃報・・。
上記映画祭で、若松氏は、海外の記者から
「映画を通じて政治的な革命ができると思いますか?」と質問され、
こう答えたそうです。

「たかだか映画で何ができるかわかりませんが、僕は
せめて映画で戦うしかない。~(略)~
今、どうしてもやりたいのは東電の話。
誰もやろうとしないから本気になってケンカしてやろうと思っています」と。

上記は、以下から一部抜粋させていただきました。
詳しくは、下記を、ぜひご覧いただけたら幸いです○○○○○●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○○○○○

CINEMA TODAY 若松孝二監督、東電に宣戦布告!
「本気になってケンカ」とベネチアでも若松節さく裂!【第69回ベネチア国際映画祭】
http://www.cinematoday.jp/page/N0045712 
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上記は、つい先月の記事です。
なぜこのタイミングで交通事故に・・。
考えれば考えるほど、納得のいかない
無念の思いにかられますが
志をおいて逝かれたご本人の胸中を思うと、
もう言葉もなく、祈るしかありません。
今は、精力的に作品を世に放ってこられた若松氏の
ご冥福を、心からお祈り申したいと思います。


若松孝二さん、本当にありがとうございました。

今日も進みます。
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