2012/01/20

講演

映画製作を理由に、一時中断させていただいいた
お話会のご依頼を、昨年末からぼつぼつ
いただくようになりまして
ぼつぼつと、また始めさせていただこうと
思っています
(ありがとうございます><)
お話自体は、リニューアルされます。
この1年で、本当にさまざまなことが、ありましたし。


どうやら日本に今起っている変化は、
「放射能の被害」では
決して終わらず、
次はどうやら、
「戦争参加できる日本」へと
エライ人たちは
システムを変えてしまおうとしているようです。

この2・3年に、、(※主に、311前)
戦時を体験された方々に
お話を聞くと
「今は、先の戦争の前に、そっくりだよ」
という言葉をたくさん聞きました。

(それに反比例して
「僕達(日本)は戦争をもう経験する事は
ないだろう。(日本に生まれてよかった~)」等の
言葉を、
多くの若者たちから、聞きました。
前田は、この世代間の、現在に対する
認識のギャップに、
それぞれの情報が、
乖離し過ぎている気がして
1人、そら恐ろしさを、感じてきました)


日本が戦争に参加できるように
考えている人たちは、
311の災害の日本の混乱をも
利用しようと考えているようです。
私は、真剣に今、
日本が大きく変わってしまう事を、覚悟しています。

上記の根拠は・・具体的には
以下の2点でしょうか?



①何年も動いていなかった
「憲法審査会」が、昨年末から始動しています。


この「憲法審査会」の焦点は、
平和憲法の9条を
変えるための国民投票を実施するための
詳細を詰めていくものです。
福島をはじめ、放射能の被害から人々を
守る・又は、農業などの産業を保護する
(賠償する)政策も、ないまま、
今このタイミングで行う必要が、あるのでしょうか?

国民投票の結果によっては、
日本は、再び戦争に参加できる国になります。

皆さま、ご存知でしょうか?
先日、日本は、「武器を輸出できる国」に変わりました。

以下のニュースをご参考までに・・

[武器輸出三原則] 緩和には流出の懸念も
(南日本新聞  20011 12/29 )
上記より、一部抜粋です

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 政府は、日本の防衛政策の基本である
武器輸出三原則に基づく
事実上の禁輸政策を大幅緩和し、
国際共同開発・生産への参加と
平和構築・人道目的での装備品供与
を解禁する新基準を決定
した。

 米国などわが国と安全保障面で協力関係のある国
を対象に、防衛装備品などの国際共同開発・
生産を進めていくことで
最新の防衛技術を獲得して
防衛産業の生産技術基盤を維持・高度化する
~(略)~

政府は、共同開発の相手国に
米国や北大西洋条約機構(NATO)加盟国
などを想定しており、
厳格な管理で第三国などへの流出
を防げるとしている。

ただ、日本が共同開発に参加した武器を、
米国などが戦争で使用する可能性は否定できない。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

約35年、武器の前面禁輸を軸としてきた
国の政策を、変えてしまう事は、
相当な事です。
この武器に関しての議論は、以前から何度も
変えようという動き・議論が起っていましたが、
とうとう、動き出した印象です。
この311後の混乱期に、乗じたかのような印象は、
拭えない。

私が言うまでもなく、
311後、元通りの生活を取り戻せる
めども見えないながらも、日々一生懸命がんばってらっしゃる方々
が、各地に多くいらっしゃいます。


311からまだ1年も経っていない。
故郷をなくした方々・仕事をなくした方々の
健康・生活の再建の為の、十分な措置は
行われたでしょうか?




「放射能」の特性として、
数年後に、人体に被害が出るものである
事は、科学が証明しているのですが・・
今、その対策を、
考え続けていてくれるでしょうか?
福島を始めとした、放射能による
健康被害は、
原発を国策としてきた、国の責任が大きいはずですが
どこかの首相さまは、収束宣言を行って
終わらせようとしていますT T


ここにきて、
今まで何十年もタブーだった、
軍事に関する事案を、一気に
変えていく動きが起っているのは
果たして、気のせいなのでしょうか・・?
言うまでもなく、
「今までタブーだった」のは、市民が反対し、
意見表明をしてきたから、です。
大きな災害が起った時、
市民活動の機能も、弱まります。
心身ともに、生活に手一杯になりますから)


こういった傾向は
今後も加速され得る、と前田は本気で
びびっているよ・・。
「国際貢献」
「日本の国益のため」という言葉が
今後さらに、飛び交っていくかも、ですね・・。

世界平和を願って、世界地図を買ってきたぞ♪
世界中、ともだたちさ♪

Think and Talk and Action
して参りましょう・・!
「不安」や「焦り」に陥るに終わらず
正しく、現状を知って、より良い未来の為に
つながって参りましょう・・!


原稿つくりに戻ります
そして、先月香川県であった
脱原発デモの映像を、編集しなくては(^^)!