2011/02/04

『恨ハンを解いて、浄土を生きる』上映と   金城実さんトーク

みなさま、今日の香川は、春の陽射しです(^^)
以下、お勧めイベントです。
近隣の方、よろしければ、ぜひ、ご参加下さいませ・・!
前田は、残念ながらこの日、
泣く泣く、仕事です~ (><;)

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『恨ハンを解いて、浄土を生きる』上映と金城実さんトーク
京都初上映!!!)
日時:  2011年2月6日(日)
       午後6時20分~
       『恨ハンを解いて、浄土を生きる』上映(85分)
       午後7時50分~金城実さんのお話
       お話の後に質疑応答・意見交流(予定)
      (午後9時10分頃終了予定) 

●会場:  ひと・まち交流館京都 
       第5会議室(3階)[定員90名]

       河原町五条下る東側 
       市バス「河原町正面」下車すぐ
       京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分      
       地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分  
    
 TEL:   075ー354ー8711
 案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

●主催:
 ・ピースムービーメント実行委員会
●協賛:
 ・沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、
 普天間基地の撤去を求める京都行動(京都行動)
 京都行動のウェブサイト: http://kyoto-action.jugem.jp/
 ・グループちゃんぷる~ 
 ・反戦老人クラブ・京都

●問い合わせ先: TEL:090-2359-9278(松本)
 Eメール anc49871@nifty.com(山崎)

●参加費: 1000円

●映画の紹介「恨ハンを解いて、浄土を生きる」
2010年/85分

「ゆんたんざ未来世」シリーズ第三弾
は辺野古現地から始まり、
チビチリガマ、恨(ハン)之碑、
アメリカ本国でホームレスだったという
メキシコ系米海兵隊員と彫刻家・金城実との交流、
総理官邸前の抗議行動、
県民総決起大会、
6月23日沖縄慰霊の日に来沖した
菅直人首相に抗議する人々、
ラストは沖縄戦で亡くなった
民間人の骨塚でもある「魂魄の塔」。

沖縄の人たちは警備が物々しい式典会場
から離れた「魂魄の塔」にやってくる。
一ヵ月後に靖国裁判の結審を控えた
金城実さんは参列者の前で怒りを込めて語る。
「差別され抑圧された沖縄人、被差別部落、
在日韓国・朝鮮人、障がい者。
抑圧と差別を受けてきた歴史を引き継いできた、
我々子孫というのは先人から受け継いだ
抵抗の遺伝子が進化する。
だから沖縄を苛めて苛めて、なお苛めると言う
のだったら、私が死んだ後も子や孫たちが
抵抗してゆく魂を進化させるのだということを、
裁判官、靖国、国は、しかと心しておけということだ。」

【注】恨(ハン)とは、朝鮮民衆の被抑圧の歴史が培った
苦難と孤立、絶望の集合的感情。
同時に課せられた不当な仕打ち、
不正義への奥深い正当な怒りであり、
絶望の淵から新たな生を実現させる
感情の営みを「恨解き(ハンプル)」という。
決して怨嗟や復讐するという怨の感情ではない。

●西山正啓(にしやままさひろ)監督のプロフィール
1948年山口県生まれ。
86年から沖縄読谷村に滞在して
「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」製作、
強制集団死遺族の証言、
読谷高校の卒業式で繰り広げられた
「日の丸」強制に抵抗する高校生達の行動を
映画「ゆんたんざ沖縄」に記録。
2000年には「未来世を生きる~
沖縄戦とチビチリガマ」を発表。
代表作に「しがらきから吹いてくる風」
「梅香里」「ぬちどぅ魂の声」
「朋の時間~母たちの季節」「米軍再編・岩国の選択」
「消えた鎮守の森」「貧者の一灯」(岩国シリーズ)三部作など。
現在、「ゆんたんざ未来世~恨を解いて、浄土を生きる」
シリーズを製作中。

●金城 実(きんじょうみのる)さんのプロフィール[トーク]
彫刻家。1939年沖縄県浜比嘉島生まれ。
京都外国語大学を卒業後、
西宮市立西宮西高校、
近大附属高校で英語を教えながら
彫刻活動を始める。
1971年「戦争と人間」全国キャラバン、
1986年から沖縄読谷村の人々と協働で
製作活動を開始。
代表作「残波大獅子」「長崎平和の母子像」
「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」
「戦争と人間100Mレリーフ」。
他に「土の笑い」(筑摩書房)、
「沖縄を彫る」(現代書館)、「民衆を彫る」
( 解放出版社)など著書多数。
「沖縄靖国訴訟」原告団共同代表、
「琉球親鸞塾」代表、金実アトリエ主宰。
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