2011/01/05

ど~する?9条?

さて、皆さま。
今日ネット検索していたら、
以下のニュースを、見つけちゃいました。 
 
ここは、新年早々、ということもあり、
(新年早々にかよ?とも、言えますが・・ ^^;)
以下の記事を見ながら、改めて
「9条」や
「戦争」について、
考えてみたいと思いまっす・・!
 
(以下、静岡新聞より、転載)

9条改正容認、40%超 憲法の県民意識 本社調査
(2010.01.04 静岡新聞)

静岡新聞社が昨年末、
県民800人を対象に行った
「日本国憲法に関する意識調査」で、
平和主義を掲げた9条について、
「改正」すべきとの回答が前年より約3ポイント増え、
5年ぶりに40%を超えた。

集団的自衛権の行使を認めるかどうか
の質問では、容認する人がわずかに上回った。

沖縄・尖閣諸島をめぐる
日中間の領有権問題、
北朝鮮の韓国に対する砲撃などが
相次ぎ、日本の安全保障に対して生じた
県民の不安感が、改憲と集団的自衛権行使の容認
の割合を押し上げたとみられる。


 今回調査で初めて、政府・民主党が、
見直しを念頭に検討している
武器輸出三原則について聞いたところ、
41・7%が堅持すべきと答えた。
見直すべきは14・0%、
議論自体は必要とするのは32・2%。
民主党支持者の間でも、堅持(42・9%)が
見直し(18・7%)より多かった。

 9条の対応では、
「改正」は41・4%。
一方、
「厳密に守る」は14・8%(前年比3・2ポイント減)と、
2004年に調査を開始してから最低となった。

「これまで通り、解釈や運用で対応」は
31・7%とほぼ横ばいだった。

 集団的自衛権について、「憲法改正で行使
「解釈変更で行使」を合わせた容認派は
5・7ポイント増の37・4%となり、
最も低かった08年末の27・4%と比べ、
10ポイント増えた。

「行使を認めない」の36・5%をわずかに上回った。
容認派が多くなったのは、現行の質問形式に統一した
05年以降で初めて。
 核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」
という非核三原則は、法制化を含めて
今後も堅持すべきとしたのは78・8%で、
83・7%だった前年と同様大多数を占めた。

 憲法問題への関心では、「関心がある」と
「ある程度関心がある」の合計は66・8%と、
これまでの70%台から2年ぶりに60%台に落ち込んだ。

「あまり関心がない」「関心がない」は32・0%で、
調査開始から最も多く、初めて30%台に達した。
 調査は昨年12月1日から15日まで、
県内在住の20歳以上の男女に
聞き取りと面談で行った。

(以上、転載おわり)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 
皆さま、上記の調査結果は、
限られた地域(静岡)の、
限られた人数の調査なので、
日本を代表した数値では、
決してないわけですが、
今の、世論の雰囲気が出てる感じで、
なんとなく「分かるぅ」って感じ、ありますよね?

 
北朝鮮や中国の最近の事件は、
何かとテレビで言われ続けてるし、
上記の記事を見て、
「うん、そうや。憲法変えて、自分ら守ろう。」
などと、うなずく人も、
案外、いそうな気がします。


そもそも、昨今、
「9条を変える?」とか
「変えない?」とか、
最終選択を、迫られちゃう状況が、
私達に、迫っているわけですが、
これは、いずれ、遅かれ早かれ必ず、
決着を、つけなくてはならない日が、来る。

何も、ポ~ン、と、現れた問題ではなく、
来たるべくして、来ている、
歴史的な、問題なのだ。

なにしろ、65年前に戦争が終わって以来、
ずっと日本が抱えている、
「大きな宿題。」なのですから・・。


・・でも、そう認識している20代・30代の方は
私の周りには、まだまだ、少ない。
これは、学校で、きちんと近代史を
教えなかったことが、大きいと思ふ。
だから、ひとりでも多くの方に、
このことを、知っていただきたいと、
前田は、願っている。

 
でも、まぁ、「憲法」と言う言葉で、ドン引きされたり・・、
よくあります  --;;
(前田も、アフガン行くまでそうだったから、
気持ちは、よぅく、分かるのだ ^^ )
あきらめず、最後まで、走りたいと思います・・!(^^)
(もがく・・と言った方が早いかしら )
現状、多くの方が無関心なままに、
9条を変えてしまう事態
だけは、避けたいと思っております(T T)

 
今の世界情勢や、軍事を、ひとりひとりが知って、
それぞれの頭で考えた結果、
過半数の人が、「9条を変える」事を選ぶのであれば、
それならば、私は、潔く、あきらめます。
敗北を認めます。

・・が、多くが無関心なまま、
又は、
「9条変わっても、戦争になんか、ならないよ。」等
( ↑ ↑ 実際に、20代のある男の子は、私にそう言った)

テレビで言っているような、
「9条を変える、メリット。」ばかりを
鵜呑みにして、他の可能性には、思い至らなかった場合、
後になって、「こ・こんなはずでは・・」と
愕然と後悔する、
そんな事態は、できるなら、避けたいと、思う。

「知る」こと。
「知ったうえで、選択すること。」

前田は、アフガンで、戦争に苦しみ続ける、
罪のない、子どもたちや、一般の市民に会い、
「戦争を知った者の責任」として、
発言を続けます。


「まずは、現状を、事実を、知って、みんなで考えてみませんか?」
「ひとりひとりが、自身の頭で、しっかり
考えたうえで、投票しませんか?」

声を挙げずには、いられないのだ。
声なく死んでいった、
罪のない、アフガンやイラクの子どもたち・市民。
そして、もっとさかのぼれば、ベトナムや朝鮮・・
多くの戦争の犠牲者を、思ってしまう。


前田は、夢でうなされています。
本当の戦争は、まじで、恐いです。
戦争は、始まってしまえば、文字通り、「終わり。」でしょう。
終結まで、止まることは、ありません。
(アフガンや、イラクの戦争の
泥沼を見ても、それは分かる。
「戦争が終わる」まで
「ノン・ストップで、止まらない。」
どれだけの市民が、犠牲になったのか!!)
戦争で死ぬのは、軍人だけでは、ない。
むしろ、最も不条理に、
徹底的に、
絶対的に、
多くの市民が、巻き込まれる。
それが、戦争。
前田は、アフガニスタンの人々から
それを、教わりました。
そして、もっと言えば・・
「戦争は、なぜ、起こるのか?」
大義のない戦争ばかりが、今横行してますが
そもそも、過去の戦争にも、「大義」はあったのか?
今、真剣に、真実を掘り進めるときに来ていると思います。
考えよう。自らの頭で。
知ろう。真実を。
 
 
・・と、新年早々、暑苦しい意見表明など、
しちまいました。
申し訳ありません・・ --m
 
本年も、どうぞ、つながっていただけましたら、
幸いです♪
どうぞ、よろしくお願いいたします♪