2011/01/25

上関原発。若者たちがハンガーストライキ

皆さまへ

唐突ですが、今、ある5人の若者たちが、
ハンガーストライキ(断食行動)を行っています。

原発に抗議 県庁でハンスト
(2011/01/22 中国新聞)


これは、
「上関原子力発電所の工事一時中止と、
埋め立て許可の再検討がおこなわれるまで、
一切食べません」という内容で、山口県庁で
今この瞬間も、継続されている模様です。

(1/21の13:00から始まったそうなので、
今日で、5日目の断食です)

メンバーは、全国から集まった成人したての5人。
上記新聞記事によると、
「中電への海面埋め立て許可を見直してほしい」
「放射性廃棄物の処理法や
廃炉の技術は確立されていない。
問題は次の世代に先送りされる。
僕らにも抗議する権利がある」など訴えて、
山口県庁で、水分補給のみの、
座り込み行動を続けているようです。

約800人分の10代の署名も、
集めてきているようです。


(以下のブログに、彼らの座りこみの記録がありました)
http://blog.goo.ne.jp/newgenerations


上記で問題となっている、
上関原発の建設は、
ご存じの方も多いかと思いますが
もう20年以上、祝島の島民たちが
反対を続けてきたものです。
原発建設は、彼ら島民の生活基盤であった、
豊かな自然環境を破壊する。
(祝島の集落の、
ほぼ真正面<直線距離にして、約3.5km>に
原発予定地が位置しているそうです。
農作物への放射線汚染とか・・深刻です)

そうなると、彼らの暮らしは
一変し、2度と戻らない事が、
彼ら住民には実感として分かるため、
真剣に、長年に渡って、
抵抗を続けてこられました。


・・が、住民の反対をよそに、工事は
建設に向かい、どんどん進行の方に
動き出している。
(話し合いもないまま、建設予定地の
埋め立て工事が、進行していってる、と聞きます)

前田も、先ほど、
山口県知事様と、中国電力に
メールを入れました。

最初から突っぱねるには終わらずに、
まずは、若者達の思いを、真正面から感じ、
受け止めてほしい。
彼らが、自らの身体を張って、
訴えているのは、
一体どういう事なのか・・。
そうしたうえで、更なる
善処を、心からお願いしたい。
そうメールでお願いしました。

以下、上関原発建設を進めている
山口県知事様と、中国電力のメールフォームです。
皆さまも、何か感じるところがありましたら
どうぞ、よろしくお願いいたします

山口県庁
TEL083-933-2570
FAX083-933-2599
メールフォーム
(↑ ↑ クリックすると、メール送信フォームに繋がります)


中国電力
TEL082-241-0211
FAX082-523-6185
メールフォーム
(↑ ↑ クリックすると、メール送信フォームに繋がります)