2010/12/11

沖縄の、息づかい。

過去最大の、軍事演習が、沖縄で
行われています。
「過去最大の」というのは、
戦後、「たたかい」を放棄した日本が、
少しづつ、変化してきた方向性での、
ある、行き着いた地点が、「今、この地点。」という訳です。
(今後、更にマックスに、
軍事国になる可能性も、
もちろん、あり)

沖縄では、宅配便の遅延が出ており、
商売にも影響が出ているとか。
そんな事態も、「はじめて。」だとか。

以下のブログで、写真付きの記事のコピーが見られます
↓ ↓

「過去最大の日米演習、沖縄の暮らしを直撃。」

さて、以下の読売新聞でも、
上記とおなじ、日米共同演習のことを
記事にしている。

日米共同軍事演習が終了・・半島緊迫化の中、結束示す 」(読売新聞)

・・が、明らかに、沖縄の地元紙とは異なる、
トーンで書かれている。

読売の記事は、
演習の全体像を解説してくれてるのですが、
なんだか、
どこかの工場で何かを生産している
様子を説明したかのような、
淡々とした、客観的事実の描写のみに終始しており、
残念ながら、
どこか他人事な印象しか、読後に得られない・・。
まるで、他国で起こっている話のように。

でも、報道というものは、
そういうことでよいのでしょうか?
本来、その記事が、

「その国に暮らす、市民にとって
どう、関係してくるのか?
どんな影響があり、
それによって、
未来に、
(子ども達に)
どんなことが、起こり得るのか?」

そういった、想像をかきたててくれる
生の報道が、
求められているのではないだろうか?

残念ながら、上記の読売新聞の記事からは、
「今回の事で、最も
生活に支障が出ている、
沖縄県民」の息づかいは、
聞こえてこない・・

前田自身も、
日本の「国防」という大義名分を担った
「軍事」のしわ寄せを、一手に引き受けて
いただいている沖縄の方々に、
「知らなくてごめんね」と
日々、学ばせていただき、
考えさせられています
(アフガンの子ども達の顔も、一緒に浮かぶのだな、これが。><)