2010/11/10

アフガンに自衛官を派遣するという

みなさま、いかが、お過ごしでしょうか?

最近政府は、
アフガンに自衛隊を、「医官」として派遣する等、
発言していますが、
北沢防衛相は
「自衛隊の訓練になる」等、発言している、とか。
含意ある、微妙な発言です。

日本の憲法9条の二項。
前項の目的を達するため、
 陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。

・・て、まぁ、この憲法ができて約60年、
発足当初「憲法違反だ!」と声があがった
自衛隊も、いまや、立派な軍備を持った軍隊に。

それでも、
「戦争しない国家」「平和憲法を持つ国家」として、
かろうじて、お国を守る、
「自衛のみ」に徹する存在として、
認知されている・・というのが
今の、多くの一般市民の認識
なのではないでしょうか?

そんな今の状況で、
防衛大臣が、
「自衛隊の訓練になる」と言ったりするのって
オカシくないですか・・?
アフガンは、言わずとしれた、主戦場で、
今回、「戦地派遣」になるわけです。
(今年の多国籍軍の死者が、今までの最高数を記録しました)

ちなみに、私たち庶民の常として、
「医官だから、いいのかも・・」なんて
一瞬、思ってしまいがちですが、
これは、今、アフガンに駐留している
米軍やISAF軍(多国籍軍)の組織下で、
医療行為をする訳で、
彼らの軍事作戦の医療組織を
お手伝い、というわけでございますので
その辺を、把握する、としない、では
これがどんな提案なのか、判断が
ちがってくる、というものです・・

アメリカ軍とISAF軍が、アフガンの
民間人をかなり、死に至らしている事実を
考えると、これ以上、
言いなりの戦争支援は、
疑問なのであります。

以下のニュースのタイトルは
「多国籍軍の空爆で、市民90人が死亡~アフガニスタン~」です。


上記のニュースは、2008年のものだけど
戦争の泥沼化を思うと、
状況は変わっていないどころか、
もっとヒドイ状況も、あり得るかと(><)

こういうニュースは、日本の報道では、
なかなか、流れないですね。
約10年も、私たちの税金が、
「アフガン支援」に使われてきてるのだから、
(だけど、実際行われた、
支援の内容を見ると、
「戦争支援」といった方が早い気がしますが・・)
きちんと伝えてもいいものだと、思うのですが。


前田は、防衛相に、メール入れさせていただきます。
●防衛相には、以下からメール送れますよ~
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose
黙っていれば、賛成ととられて、
どんどん進んでいってしまうので~(><)