2010/07/28

武器輸出三原則が、なし崩しに・・><

みなさま、武器輸出三原則が、なし崩し
の様相を示しているようです。
今回、武器の輸出が容認されたのも、
毎度のことながら、理由は「アメリカの要請で」。

ここ最近の軍事に関する、菅政権の動きは
しっかり、注視しておいた方が、よいかと思われます


日米開発ミサイル:第三国輸出容認へ 「三原則」例外に

(毎日新聞 2010年7月25日 )


 政府は米国と共同開発しているミサイル防衛(MD)
の海上配備型迎撃ミサイル(SM3ブロック2A)
について、第三国への供与を認める
方向で調整に入った。

米側の要請を踏まえた対応で
供与先として
欧州などが想定されている。
複数の日米外交筋が24日、明らかにした。


 迎撃ミサイルの共同開発・生産で、
政府は05年、武器輸出三原則の適用対象から
外して対米供与に限り容認

これに先立つ官房長官談話で、
第三国への輸出について
(1)日米安保体制の効果的な運用に寄与する
(2)日本の安全保障に資する--との観点から
「厳格な管理を行う前提で武器輸出三原則によらない」とした。
この談話に沿い三原則の例外とする方向だ。
ただ供与先など厳格な管理の内容が
どこまで公表されるか見定めきれず、
なし崩しで輸出が拡大する恐れは否めない


 外交筋によると、米側は最近、
18年からの輸出を計画していると日本に説明し、
契約への準備を整えたいと伝達。
ブロック2Aやその改良型の迎撃ミサイルの
第三国輸出を認める方向で
年内にも回答するよう日本側に求めてきた。
(以上、転載おわり)