2010/01/19

郵便局で9の話

「映画 魔法のナイン製作実行委員会」の口座は、約1年前
近所の郵便局で作った。
先日、支援金の確認に窓口に行ったところ、
窓口のお姉さんが、覚えてくれていて、こう聞かれた。
「あの~ 映画、どこで撮影してるんですか?」と。
「あ、県内も県外もありますね~。
ドキュメンタリーですから、どこでも行きます」と答えると
「え?野球チームの物語なんじゃないんですか?」
笑顔で言われ、思わず笑ってしまいました。
(「ナイン」だから。。^^)
で、「どんな内容なんですか?」
という話になり、簡単に説明させていただいた。
お姉さんは
「お客さんで、いますよ!来るたびに、戦争の話を
して帰る方が・・!」と。
「そういう方を探しているんですが、なかなか
お話していただける方が、少ない現状なんですよね」 と私。
「聞いてあげましょうか?連絡とってみます!」とお姉さん。
まさか、郵便局で、そんな話になるとは
思ってもみなかったので、とても嬉しく思った。
(結局、その後、その方は既にお亡くなりになって
いた事が、判明したんですが。。残念でした)

その時、お姉さんと話ははずみ、
なんでこの映画を撮っているのか、の話まで
私はさせていただいた。お姉さんは、9条改正の話は、
ご存知なかったようでした。

そして、それから数日後、
私はATM前で、もくもくと支援金の確認作業を行っていた。
私の背後から
「前田さん」と、私を呼ぶ、お姉さんの声が。。
私の姿を見つけ、わざわざ、カウンターから出て
自らATMコーナーまで来て下さったのだ
(お、お仕事は、大丈夫なのでしょうか^^;?)
お姉さんは笑みを浮かべて、私に紙袋を手渡している。
「これ、私が読んでしまった本です。戦時のことが書いてあるので
ご迷惑でなければ、読んでみてください」
絶句。。。
なんて、ご親切な~。。(T T)
香川県が、また、好きになった瞬間でした。
常日頃使っている、郵便局の職員さんに、
魔法の9へのご声援をいただけるとは
夢にも思いませんでした。
人は、暖かい。。