2009/11/19

ガスパイプライン戦争

いきなりですが、皆さま、「月刊エネルギー」という雑誌をご存知でしょうか?
この雑誌は、すごい・・!
写真は、バックナンバーの6月号。例えば、この号は、表紙にある通り、
「イラクの石油・ガス開発」特集(写真は、アマゾンにリンクしています)
ページをめくって、びっくり・・!
昨年、アメリカ軍が「もう、治安も安定した」と、イラクから、撤退。その直後に、日本も、それまで行ってきた、航空自衛隊の派遣を、撤退した。
しっかりその後、アメリカ企業を中心に、巨大油田が眠っているというイラクの油田開発が行われ、入札が行われていたのだ。日本の企業のいくつかも、ここでしっかり、権益を手に入れている。アメリカ軍や世界の軍(もちろん、日本の自衛隊も)が、なぜイラクに駐留し続けたのか?なぁるほど・・!と、ひきつった笑いと共に、膝をたたいてしまうほど、石油・天然ガスに対する、世界の骨肉争いが見える、貴重な情報が綴られています。
最新号の特集1のサブタイトルは、「世界をまきこむガスパイプライン戦争を読み解く」。
今、先の戦争体験者の多くは、こう実感されている。「今の世界情勢は、先の戦争があった時代に、似てきた。」豊かな国たちの、資源争奪争い。日本も当然、この流れから無関係ではない。
平和や、環境保護を願ってやまない、善男善女の皆さまには、ぜひ知っておいていただきたい「経済戦争の今」。平和ヘの第一歩は、「知る」ことから・・!