2012/02/19

67年前の、広島を辿る。

2009年の8月6日に行った広島での映像を
見返しています
被爆者の方のお話を撮影させて
いただきました

原爆が落とされた後、
たちまち、こんな話が広まり
人々は、信じていたといいます。

「原爆は感染する」
「原爆に合った者は、早死にする」
「子どもは、原爆病の子どもが産まれる」
仕事の面接に行っても
「原爆はダメ」と市役所で
言われ、追い返された。

広島で生まれた男性と結婚する、と
言ったら、実の姉から
「もう戻って来てはいけないよ」と
諭された、等々、
あらゆる、論拠のない偏見と
差別が生じ、その対策はなされないまま
長い年月を、被爆者の方が耐え忍び
背負ってきた事が、分かります。

日本に原爆が落とされて
今は60数年が経ちますが
実際のところは、被爆した方のお子さんが
不自由なく、健康に成長されているケースは
沢山あります
(多くのケースの中には
もちろん、死産されたり、何らかの
健康障害を背負って生まれた、という事もあります。
が、当時皆が言っていたように、
「被爆者が全員、そうか?」というと
違っていた、という事になります)

差別は、無知から生まれる。

私自身、自分の無知を知り、
311以降の日本を、より良く生きていけるよう
微力でも、あきらめず動いていきたいです。

福島に住む友人が
「311以降、たくさんの方が
自殺している」と教えてくれました。

繋がってまいりましょう

編集作業に、さらにうちこんで参ります