2012/02/28

おはようございます

被爆者の方のお話を聞く中で
「入市被爆」という言葉が、よく出ます。

これは、原爆投下された時点では
その場所にいなかったけれど、
投下後に、身内を探すためや、
人々を援けるために、広島に
入り、そこで「被爆」を受けた、という意味になります。

日本政府は、ながらくその
「入市被爆」の、病気との因果関係を
認めていなかったのは知っていたのですが
それが、初めて認定されたのが
2008年だった事を改めて知り、
驚きました。

原爆投下から、63年もたってから、
ようやく始めて
「内部被爆」という、
「間接的に、空気中に舞っている
放射性物質を体内に入れる事が
身体の健康を損なう要因となり得る」ことが
ようやく、認められたのです。

その間、援助もなく、自費で闘病治療してきた
被爆者の方々
または、無念にも、他界された方々。

どれほどの苦労と、無念のまま
失われた命が、今まであった事でしょうか

上記の認定が出たのはもちろん、
根気強く裁判で、政府を相手に
闘ってきた、被爆者の方や
そういった方を支援してこられた民間の方々の
努力の果てのことだったのです。


「被爆」を改めて今、勉強しなおしています

今日も、励んでまいります・・!